「誤解されやすい」人ほど、ファッションを考えよう

ファッションが与える印象の影響

あなたは、人からどうみられているか、気になりますか?

たいていの人が気になっていると思います。何故なら私たちは、無人島で1人で生きてるわけではなく、たくさんの人と関わりながら生活しているからです。
そして、できれば円滑な人間関係を築きたいと思っています。

では、人から見た印象に、ファッションがどのくらい関わっていると思いますか?

例えば、仕事で訪れたオフィスで、ダボダボのTシャツに短パンを着た人が「わたしが担当です」と、出てきたら、「え?」と、思いませんか?
でも、その人がピシッとしたスーツや制服を着ていると、途端に仕事ができそうに見えます。中身を見ずに外見だけで、信頼できるかどうか判断してしまうのです。

このように人間は、相手の服装を見ることによって、相手の地位や能力を判断するようになっています。
大昔、王様などの権力者は豪華な服を着ていました。一方庶民は、お金がないのでボロボロの服です。すると、見ただけでどちらが偉い人なのかひと目でわかりました。

今の時代は、そこまで極端ではありませんね。お金がなくても服が好きな人は高級ブランドを着ていることがあるし、億万長者でもTシャツにジーンズ、ということもあります。でもやっぱり、「この人はどんな人だろう」と、判断する時にその人の表情やヘアスタイル、メイクの有無などと同じくらい、服装を手掛かりにしています。
何故なら、その人の性格は、よくよく付き合ってみないと見えてきませんが、見た目は、瞬時に判断できるからです。

誤解されやすい人とその対処法

「見た目で誤解されやすいんです」

そんなお悩みをお持ちではありませんか?

わたしが今までお会いした人の中で、「見た目で誤解されやすい」と、いう人は、

・おとなしく見られる
・気が強く見られる
・頼りなく見られる

この3点が多いように思います。

おとなしく見られる人

おとなしく見られる人のお悩みは、「舐められやすい」ということです。
言い返さないだろうとか、言いなりになるだろうと思われるのってストレスですよね。
そこまでいかなくても、「あなたはおとなしいから、こんなことはできないでしょう」と、勝手に判断される、ということもあります。
本当はカラオケが好きだったり、一人旅が趣味だったりするのに、そんなことはできない人、と思って話を進められたりします。

おとなしく見られるのが嫌、という人は、赤や黄色など、「ちょっと派手かな」と、思う色を着ましょう。スカーフなど小さい面積から初めてみてもいいです。
マスクをしている今、眉もすごく大切です。下がり眉の人は、下がって見えないように書き直しましょう(眉毛サロンに行くといいです)。

気が強く見られる人

気が強く見られる人のお悩みは、「敬遠される」ということです。
後輩が気軽に話しかけてくれないとか、年上の人に生意気と思われるとか。
何もしてないのに「怒ってる?」とか、「機嫌悪そう」とか言われるのはストレスですよね。

気が強く見られるのが嫌な人におすすめなのは、パステルカラーやくすみカラーです。明るく優しい色や曖昧で穏やかな色のトップスを選びましょう。「地味にしよう」と思って、白黒のモノトーンを着ると、逆にコントラストが強くなって、余計に目立つことがあるので注意が必要です。
気が強く見える原因に、眉の形もあります。眉が上がり気味の人は、平行気味になるよう書き直しましょう。

頼りなく見られる人

頼りなく見られる人のお悩みは、「年相応の扱いを受けられない」ということです。
下っ端扱いをされるとか、「この人で大丈夫かな?」と、思ってる感じが伝わってくるとか、いじられキャラ認定されるとか。
若いころは「みんなから可愛がられる」という長所だった点も、年齢が上がってくると、「いい加減、年相応に扱われたい」と、思いますよね。

頼りなく見られる人は、歳の割に童顔であることが多いようです。それか、見た目と服装が合っていない。かわいいものが好きで、見た目よりも幼い服装をしているなど、チグハグな印象を与えています。
このタイプの人は、客観的な視線で自分のファッションを見直すといいでしょう。
例えば、年齢にあった店で服を選んでもらうとか、メイクをきちんとするとかです。

印象はちょっとしたことで変わる

大人になると、性格など内面を変えるのって難しいですよね。
長年続けている悪習を変えるのも(例えば間食や冷たいものを食べること)、新習慣を身につける(お風呂上がりのストレッチ)のも大変です。

印象を変えることは、それよりもすごく簡単です。選ぶ服の色や、買う店を変えればいいだけです。
また、服装を変えれば相手からの扱いが変わるので、それに合わせて内面が変わる、ということもあります。

「誤解されるけど、本当のわたしはそうじゃないのに!」って、悩んでいる人は、勇気を出して着る服やメイクを変えてみましょう。

 

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