今年から、パーソナルカラーリスト養成講座を始めることにしました。
これまでも、ひっそりとメニューに置いてあったんですけど、IrohaColorの主力は、あくまでパーソナルカラー診断とショッピング同行でした。
カラーリスト養成講座は、もともと、カラーの勉強をした時から、いつか始めたいなと思っていました。私自身カラーの勉強が楽しかったからです。
でも、パーソナルカラーリストとしての経験を積んでからがいいな、とも、思っていました。
それから数年が経ち、最近、パーソナルカラーの普及とともに、SNSでは間違った情報や偏った情報も流れて、それがバズるようになりました。それらを見て、正しい知識を持ったカラーリストの発信の必要性を感じて、養成講座に踏み切る決心をしました。
そもそも、わたしがカラーリストになったきっかけは、たまたま行ったカラースクールで、色の面白さにハマったからです。中でも、パーソナルカラー診断は、自分に自信がなかったり、おしゃれが得意でない女性の希望の光になるだろうな、と思いました。
40歳からの人生を考えた時に、「好きなことや得意なことで、誰かを幸せにしたい。それを仕事にしたい」と、思っていたので、「これを仕事にできたらいいな」と、考えました。
そのカラースクールの卒業生3人で、パーソナルカラーの練習会をしていた時期があります。その時に、一緒にやってた人が言ったんです。「でも、パーソナルカラーなんて、仕事になるわけないよね」、と。
わたしは穏やかな羊に見えて、実は反骨心があるタイプです。「仕事になるわけない」と、言われたのなら、仕事にしてやろうと、勝手に1人で燃え上がり、燃え上がった勢いで新たにグラデーションカラースケール®️の勉強を始めました。4シーズン分類だと納得できないことがあったし、仕事にするならもっとパーソナルカラーを追求したかったからです。
さらに、周りを見回していると、パーソナルカラーを仕事にしている人は、あちこちにいました。
もちろん、資格だけ取って何もしていない人もいるけれども、それはパーソナルカラーだけでなく、簿記やインテリアコーディネーターや、アロマセラピーだってそうですよね。
パーソナルカラーの勉強をした後は、起業塾に入りました。そこには、「え? そんなの仕事になるんですか?」って、職種の人がたくさんいました。
例えば、占い師さんや、個人のフォトを撮るカメラマン、名刺専門のデザイナー、ハンドメイド教室の先生など。
それまで、わたしは会社員の世界に生きてたので、フリーランスの人とは、ほぼ関わったことがなかったんです。「個人事業主」って、工務店とかレストランとか、昔ながらの不動屋さんとかのイメージでした。
世の中には、好きな仕事で、フリーランスで食べてる人がいっぱいいます。(もちろん食べていけてない人もいっぱいいます)
もし、あなたが得意なことや好きなことを仕事にしたいと思っているのなら、別に今の会社を辞めたりせず、できる範囲で、勉強するなり、転職の準備をするなり、副業として始めるなりしてみたらいいと思います。
例えば、「カフェを開きたい」なら、週1回だけ場所を借りるシェアカフェや、キッチンカーのレンタルなどをやってるNPOなどがあります。
「占い師になりたい」なら、占い師の学校に行ってみるのもいいでしょう。
今の会社が副業禁止なら、無料でやって(材料費とかはいただいて赤字にはせずに)、「お金を払ってでも欲しい」と、いう人が十分増えたところで、仕事にするか考えるのもいいと思います。
今は、YouTubeが仕事になる時代です。少し前までは、芸能人や映像のプロでな人が、自分の好きなテーマで動画を撮影して、それをたくさんの人に見てもらうことが仕事になるなんて、考えられなかったですよね。
「こんなの仕事にはならないよ」と、諦める前に、できることはありませんか?
あなたのやりたいことが、見つかるといいなと思っています。