自分でお仕事をしている人なら、プロフィール写真の大切さは知っていると思います。
教室経営や自営業、フリーランス、個人で仕事をしている人なら、1枚はちゃんとした写真が必要ですね。
今日はプロフィール写真を撮る時のポイントを5つ、シェアしたいと思います。
1. あなたが何をしている人かわかる
プロフィール写真はお客様のためのものです。
なので、まず考えて欲しいのが、「あなたの写真を見た人に何を伝えたいか」です。
あなたがどんな人物で、何をしている人かわかることは重要です。
そのために、制服など仕事の時に着る服がある人はその服で撮影するのが一番いいです。
ヨガインストラクターならヨガウエア、料理教室をしているならエプロンなどですね。
また、決まった制服がなくてもあなたの職業のイメージと、かけ離れた服装にはしない方がいいです。
「信頼できてなんでも相談できるスペシャリストに見られたい」のなら、そう見える服装を選びましょう。
2. あなたのお客様に「素敵」と、思ってもらう
ホームページなどに載せるプロフィール写真は、お客様に「この人に会ってみたいな」とか、「この人の言うことなら信頼できそう」と、思ってもらうためのものです。
似合う服を着ていると、単におしゃれな印象を与えるだけでなく、バランスの取れた人に見えます。(逆に似合わない服やTPOに合わないを着ているとチグハグに見え、信頼度が下がります)
本当のあなたが、ユーモアのある明るい人だとしても、プロフィール写真の印象が暗いと、暗い人に見えます。
あなたの仕事内容によっては、「能力が全てで、外見なんて関係ない」と、思うかもしれません。
でも、ホームページやFacebookから仕事につなげたいと思う場合、どんな職種であれ写真は大切です。ぱっと見て、「ちゃんとした人がどうか」で、判断する人は多いです。
あなたも、知らない人に仕事を依頼する場合、相手がちゃんと仕事をしてくれるか、コミュニケーションは取れそうか、不安に思いませんか?
ファッションが苦手という人は、似合う色である「パーソナルカラー」を身に着けると、自然と垢抜けて見えますよ
また、あなたが何かを教えていたり、セッションを提供している場合お客様に、「わたしもこんな風になりたいな」と、思ってもらわなければなりませんね。
エレガントにしろ、カジュアルにしろ、「お客様が好きな服装」をしているとそれだけで、「趣味が合いそう」「この人から教えてもらいたい」と、親近感がわいて、安心して申し込んでもらえます。
洋服の色でメッセージを伝える
色にはそれぞれイメージがあります。
たとえば赤は暖かく、青は冷たいイメージです。
着る服の色で、言葉にならないメッセージを伝えることができます。
白
白はすべての色の中で一番明るい色です。清潔感や純粋さをイメージさせる色です。
真っ白が似合うのはブルーベースさん。イエローベースさんは、少し暖かみのある生成り色などの方が似合います。
明るい色は顔色を明るく見せます。ただし、トップスが白一色だと、人によっては物足りない、寂しい感じがするので、アクセサリーやメイクで色味を足すといいです。
黒
黒は色の中で一番暗い色です。都会的でシャープなイメージです。
黒は無難と思われがちですが、実は強くて重い色です。
黒が似合うかどうかで写真の印象がだいぶ変わります。
青
青は誠実さや落ち着きを感じさせる色。男女ともに好かれる色ですね。
明るい青(水色)は、より爽やかに。暗い青(紺色)は真面目な印象になります。
士業の人は紺色のジャケットやスーツがおすすめです。
赤
赤はエネルギーや情熱を感じさせる色で、人の目を引きつける効果があります。
赤のドレスやジャケットを着ると華やかな印象になります。
また、活発に見せたい時も赤は有効です。
黄
有彩色のなかで、一番明るいのが黄色です。
明るく楽しいイメージを伝えることができるので、コミュニケーション能力をアピールしたい人や、子供向けの教室をされてる人にもおすすめです。
緑
緑はリラックスや癒し、調和感などの印象を与える色です。
リラクゼーション関係のお仕事をされている人にぴったりですね。
また、緑が似合うと、若々しいイメージを与えることができます。
ピンク
ピンクは女性的で優しさを感じる色で、幅広い世代の女性に人気の色です。
エステや婚活などの女性向けのサービスでよく使われる色ですね。
この色を着ると、「なんでも相談できそう」と、思ってもらえるかもしれません。
3. シーズンに左右されない
キャミソールワンピースやニットのセーターは、季節感が出てしまいます。
どの季節に見ても「寒そう」だとか、「暑そう」だとか、余計な情報が入り込まないような写真がプロフィール写真には向いています。
4. 髪型・下着・靴、細部まで目を配る
プロフィール写真は、あなたの世界観を1枚の写真に納めるものです。ですから髪型やメイクにも気を抜かないことです。
アイメイクはアイシャドウを濃くするよりも、マスカラやつけまつげで目を盛った方が映えます。
特に目が小さい人には効果的です。
また、髪の毛のボリューム感は大事。直前にもう一度ふわっとさせるくらいがいいです。美容師さんが言うには、パーマなどは、「ちょっと大げさかな?」と、いうくらい動きを出した方が写真映えするそうです。
その他、下着が透けていないか、靴がくたびれていないか、靴と服のコーディネートはおかしくないか、細部まで目を配り、あなたの世界観を伝えましょう。
ヘアメイクを自分でやる自信がない場合は、ヘアメイク付きのスタジオがおすすめです。
また、カメラマンさんとメイクさんとが組んで、プロフィール写真の撮影をするイベントもあります。
ぜひ調べてみてください。
5. 盛りすぎない
今は、撮影後にちょっと顔を小さくしたり、シミを消したり、目に光を入れたりと、気軽に修正することができますね。
やればやるほど、綺麗にはなりますが、やりすぎはもちろんNGです。
なぜなら、普段のあなたとかけ離れてしまうと、誰の写真だかわからなくなるからです。
プロフィール写真はあなたのためのものでなく、お客様にあなたを知ってもらうためのものです。
「あの人、写真と違いすぎない?」って、言われないように、修正はほどほどに。
その他
チラシで使ったり、ホームページに載せたり、名刺に使ったり、プロフィール写真には様々な用途があります。
どんな風に使いたいかもカメラマンさんに言っておくと、縦長・横長など加工しやすい写真も撮ってもらえますよ。
これは、このホームページの以前のトップページの写真です。
元の写真をアプリで切り取って加工してあります。
最初から、背景が白の横長の写真があると、こういう時に便利ですよ。
プロフィール写真を撮るタイミングで、ホームページや名刺についても、考えてみてくださいね。