最近寮や、一人暮らしの若い人のショッピングの依頼が続きました。
収納スペースが限られている場合、何を持って、何を持たないか、という選択が、生活の快適さを左右しますね。
「靴は何足あればいいですか?」と、いう質問に今日はお答えしたいと思います。
ライフスタイルに合わせる
インスタやYouTubeで日常のファッションや着回しをあげている人を、ファッションの参考にしている人もいると思います。
そういう人は、おしゃれが趣味だったり、仕事だったりするので、服や小物をたくさん持っています。
なので、今回の質問については、あまり参考にならないと思います。
参考にするなら、ミニマリストの人がいいかもしれません。
少ない人は洋服を10枚しか持っていなかったりします。
でも、そういう人たちでも、靴が1足という人は見たことがありません。
夏はサンダルが履きたいし、台風の日には雨用の靴を履きたい。
そんな感じで、靴を季節や用途に合わせて、いくつか所有するのは、避けられないことだと思います。
必要な靴の数は、日頃の服装やライフスタイルで変わります。
職場で靴を履き替える人は、1日中同じ靴を履いて仕事をしている人に比べて、あまり靴は傷みません。
年中スニーカーの人は、好きなスニーカーが数足と、あとは冠婚葬祭用の革靴が一足あればそれでいいのかもしれません。
あなたは靴を何足持っていますか?
わたしは、スニーカーが2足、レースアップシューズ(革の紐履)が2足、サンダル4足、ショートブーツ3足、ロングブーツ1足、ストラップ付きのパンプス3足、冠婚葬祭用の黒いパンプス1足、長靴の長いのと短いのが1足ずつ。
ちょっと数えただけで、それだけありました。
でも、大体1シーズンに気に入った2、3足をヘビロテしています。
と、いうことは、日常必要な靴は1年で8足、それに、長靴と冠婚葬祭用の靴で10足で足りるのかもしれません。
靴の困ったところは、実際に買って履いてみないと、履き心地が分からないことですね。足が痛い靴は履かないし、でも、全然傷んでないから捨てられない・・・。
靴については、本当悩ましいです。
お客様の中でも、「足に合う靴が見つけにくい」と、いう人は半数くらいいらっしゃいます。
いつか、靴について語り合うお茶会をしたいですね。
コーディネートに合わせる
「何にでも合わせられる靴が欲しい」
これもまた、お客様からよく言われるリクエストです。
正直、「何にでも合う靴」は、ありません。
でも、コーディネートに合わせやすい靴はあります。
それは、あなたのベーシックカラーで、なおかつ、あなたのファッションスタイルに合う靴です。
「黒の靴がいいんじゃないの?」と、思われる人がいるかもしれませんが、例えば黒い服や、黒のバッグを選ばない人は、靴も黒でなくていいです。
黒って、秋冬はいいんですけど、春夏だとちょっと重く見えたりしませんか?
ただ、コーディネートを引き締める効果はあるので、一足あると便利だとは思います。
もちろん、黒が好きな人は、黒の靴を選ぶといいですよ。
ベーシックカラーというのは、黒・白・グレー・ベージュ・紺・茶色です。
その中で、あなたがよく着る色。特にスカートやパンツ、コートの色などと合わせた靴を持っているとコーディネートしやすいです。
また、カジュアル好きな人はスニーカーやローファー、フェミニン好きな人は、パンプスやバレエシューズ、と、自分のファッションに合う靴を選ぶことも重要です。
上の写真は、左はコートに合わせた靴の色、右はパンツに合わせた靴の色です。どちらも、まとまり感があります。
右のブーツは、ローヒールにも関わらず、パンツと色をつなげているので、足が長く見えます。
暗い色より、明るい色を着ることが多い人は、靴も明るい色が合わせやすいです。
また、冬に明る色の靴を履く時は、タイツも黒にせずに、靴に近い色にするといいですよ。写真のブーツならグレー系がおすすめです。
日頃のファッションのお悩みを解決したい人は、ぜひショッピング同行にお申し込みくださいね。