リモートワークで、初めてオンラインミーティングを経験した人も多いと思います。仕事以外でも、飲み会や語学やヨガのレッスン、婚活など、オンラインで人と会うことはこれから珍しく無くなっていくのかもしれません。
今日はオンラインがもっと楽しくなるよう、あなたを好印象に見せる方法をご紹介します。
人のふり見て我がふりなおせ
外出自粛が始まってから暫くして、私もオンラインで気軽な集まりを体験しました。
そのときに気になったこと、それは、顔が暗い人が結構いるということ。知人なので、暗い部屋にいるのかな?と、思っただけですが、これが仕事のミーティングだったとしたら、少しマイナスイメージかもしれません。
暗いと表情が見えにくく、相手に不安感を与えるからです。
私も、部屋の明るさには気をつけようと思いました。
また、友人からは、「いつもの自分のメイクが違って見えるんだけど、どうしてだと思う?」と、相談を受けました。
オンラインミーティングでは、画面に自分の顔も映ります。カメラ映りが気になる人も多いかもしれません。
まずは、オンラインで人と話すときに、自分がどんなことが気になるのか、確認してみてください。普段ならなんでもないようなことに、モヤモヤしたりしませんか?
「人のふり見てわがふりなおせ」という言葉があるように、自分も同じことをしていないか振り返ってみましょう。そして、人がやっていて、「いいな」と、思うことはどんどん取り入れるといいですね。
1.ライティングとカメラ目線
女優ライトというのをご存知でしょうか。テレビや映画の撮影時、女優さんの足下からライトを当てると、肌のアラが飛んで、美肌に見えるというものです。逆に顔に影が入ると、シミやシワなどが濃く見え、老けて見えます。
オンラインミーティングのカメラ映りも同じことです。日中にミーティングをするなら明るい窓際に移動しましょう。その時、窓に背を向けないように注意してください。窓を背にすると、逆光であなたのシルエットだけが映ることになってしまいます。
夜の場合は、デスクライトや自撮り用のライトを正面から当てるといいですね。
また、部屋の天井のライトの真下に座ると、顔に影が入ります。ライトの真下ではなく、斜めから当たる位置に座るようにしましょう。
目線も大事です。ノートパソコンを机の上に置いたとき、カメラレンズの位置が顔より下に来ると、見下したような目線で映ってしまいます。
それだけでなく、よほど小顔の人以外、二重顎になってしまいます。
下の写真だと、顔が暗く、さらにカメラをかなり見下ろしちゃってます。こんな感じでオンラインミーティングをしてる人は気を付けてくださいね。
スマホカメラで自撮りをする時、少し斜め上から撮ると、シュッと若返るというテクニックをご存知の人も多いはず。ノートパソコンでやスマホも同じです。本や箱などの上に置いて、カメラレンズの位置を目線と同じか、少し高いくらいにしてください。
2.服は明るい色を
服の色で迷ったときは、白など明るい色を選びましょう。明るい色は顔を明るく見せ、暗い色は顔を暗く見せます。
特に黒は表情を硬く見せる場合があるので、女性だけでなく、男性も注意が必要です。
また、ストライプやドットなど、柄の入った服を着る場合、細かいものは避けてください。細かい柄は、画面に映るとチラチラ見え、気が散ります。
3.女性のメイクは血色感を重視して
日頃メイクをされている人は、対面で会う時と同じような印象で映りたいですよね。
特にナチュラルメイクの人は、オンラインでいつものメイクをしていると、色が飛んで、メイクの効果がわからなくなる場合があります。
大事なのは、血色感と立体感。血色感は口紅とチークで出します。ベージュやローズのような、控えめな色や暗い色は避けましょう。「ちょっと派手かな?」と、思うような鮮やかなコーラルピンクやオレンジレッドなどがオンラインではちょうどいいです。
また、顔は正面からしか映りませんので、チークは頬の一番高いところに、少し濃いめに付けましょう。
なんとなく「のっぺり」として見えるのが気になる人は、最後にハイライトで立体感をプラスするといいです。。
4.男性に必要なのは清潔感
男性も出来れば好印象に見せたいですよね。
最近の若い男性の中には、日頃から眉を整えたり、BBクリームで肌色を明るくしている人もいるそうです。
「そこまではちょっと・・・」と、いう人は、顔を洗って髭を剃る、ということだけでも徹底してみてはいかがでしょう。
ずっと家で過ごしていると、ついつい不精になってしまうもの。洗顔をして、寝癖を直し、こざっぱりした服装に着替えてからオンラインにつながるようにすると、気分の切り替えにもなります。
白いTシャツの上に、夏素材のジャケットを羽織るだけでも見違えます。
5.相槌は声に出して、表情はややオーバーに
オンラインでは、同じ場所にいる時と違って、どうしても「距離感」を感じさせてしまいます。
リアクションが少ないと、相手に「ちゃんと伝わってるのかな?」と、不安に思われることも。
「へえ」「そうなんですね」と、相槌は声に出す。大きく頷く、顔全体で笑うなど、いつもより少しオーバーなリアクションを返すように心がけてください。
新しい生活様式を楽しもう
6月4日に厚生労働省が、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を発表しました。
その中には「働き方の新しいスタイル」という項目があり、テレワークやオンライン会議が推奨されています。
苦手であれ、得意であれ、オンラインで人と会う機会はこれからも増えそうです。
相手を思いやる気持ちが大切なのは、対面もオンラインも同じです。
これまでとは違うやり方にとまどいもありますが、少しずつ慣れて、楽しんでいけるといいですね。