「服があるのに服がない」問題

少し前にツイッターで、「服があるのに服がない!!」という叫びを目撃しました。

この手の叫びは定期的に目撃しますが、「繊維」という表現が面白かったので、いいねがいっぱいついていますね。
そして、「服があるのに服がない 」人は本当に多いです。

これに対する解決法をツイッターでつぶやきました。

今日はこれについて詳しく書いてみようと思います。

なぜ「服がない」のか

クローゼットに服が詰まっているのに服がないということは、「今日着るための服がない」ということですね。
ツイッターにも書きましたが、これには6つの理由が考えられます。

1.気分の問題
2.合わせる服がない
3.似合わない
4.流行りでない
5.古ぼけている
6.破れたりシミがあったりする

この中で、4〜6は、捨ててもいいものです。
クローゼットがぎっしり詰まっている場合、必要な服が不必要な服で埋もれるということになってしまいます。
これでは、必要なものがすぐに見つけられない・シワになるなど、あなたのクローゼットを「繊維のかたまり」にする一方です。
不要なものを除くと、新しい発見がありますよ。

では、着ない理由が1〜3の場合、どうすればいいのでしょう。

1.気分の問題

これは、明らかに自分で「今の気分じゃないな」と、わかっている場合です。
去年はたくさん着たのに、今年は着る気がしないのは、飽きたからかもしれないし、ライフスタイルが変わったからかもしれません。
少し太って、きつくなった、という場合もあるでしょう。

「今年は着ないけれど捨てたくはないな」と、いう服は無理に着なくてもいいし、捨てなくてもいいです。ただ、今着る服と並べておくと邪魔なので、季節外の服といっしょに置いておいて、来年を待ちましょう。

2.合わせる服がない

コーディネートが難しい服をつい買ってしまった場合、「それに合わせるための服を買う」か、「諦める」のどちらかの選択肢が問われます。まだ新しい場合、メルカリなどで手放してしまうのも手です。
せっかくだから着たい場合は、それを買ったお店に持って行って、コーディネートの相談をしてみましょう。
また、自分で気づかなくても、意外と手持ちのものとコーディネートできる場合もあります。おしゃれな友達に聞いてみてもいいですね。LINEからわたしに相談することもできますよ。

コーディネートについては、こちらの記事も合わせてどうぞ。

3.似合わない

お店では似合うと言われたのに、あるいは、おしゃれだと思って通販でつい買ってしまったけど、着てみたらしっくりこなかった…。

そんな場合、まず、どうして似合わないのかを考えてみましょう。
サイズが大きいから太って見える?
色がしっくりこない?
胸が開き過ぎている?

似合わなくても着たい服は、コーディネートで似合う方向にもっていくことも可能です。

たとえば、

ウエストにメリハリがなく太って見える→ベルトをする
色がしっくりこない→カーディガンなどで別の色の面積を増やす
胸が開き過ぎている→インナーを工夫する

などです。

どうしようもない場合、2と同じように周りに相談したり、諦めたりしましょう。

着ない服をずーっと持っているのは、文字通り肥やしになるだけです。
たいていの人は服を収納するスペースも限られていると思うので、大事な着る服だけを入れるようにしたいですね。

せっかく買ったのに、「着る服がない」状態を作らないために

クローゼットの中を「着る服だけ」にすることができたら、できるだけその状態を維持したいですね。
そのために、「服を買うときの指針」があればいいと思いませんか?

トータル診断は、似合う色・素材・形。パーソナルカラー診断とパーソナルスタイル診断で、あなたに似合うものを診断して一冊のファイルにまとめるサービスです。
このファイルがあると、「診断を受けてそれで終わり」にはなりません。今後あなたのお買い物のための強いガイドブックになります。

また、ショッピング同行ではあなたにお似合いのお洋服を探す以外にも、お手持ちのお洋服のコーディネートアドバイスもしています。


これはお客様からいただいたお手持ちのお洋服のお写真です。こんな風に事前にお写真を送っていただいています。
写真に撮って並べると、「同じ色で同じ形の服を何枚も持っている」「着ていない服がこんなにある」など、客観的に自分の服を見ることができます。これは、サービスを受けなくてご自分でやってみても同じ効果があるのでおすすめです。

ヒアリングでは、「この中で好きな服」「合わせにくくて困っている服」「今年ぜったい着る服」などをおうかがいして、ショッピングの方向性を決めていきます。

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