おしゃれな服を着てもおしゃれになれない理由

「なんだか似合わないな」

お店でおしゃれな服を手にとって、試着したとき、そう思うことはありませんか?
「マネキンや店員さんが着ていると素敵なのに、どうしてわたしが着ると素敵に見えないんだろう…。」

実は、それには理由があります。

何を着ても似合う人はいるのか?

そもそも、何を着てもおしゃれに見える人っているんでしょうか?
女優さんやモデルさん、アパレルショップの店員さんは、どんな服でも着こなしているように思いますよね。

でも、雑誌やインスタをよーく見てみると、どんな美人でもやはり、似合う似合わないがあります。
ただし、スタイルがよくてセンスがいい、あるいはプロのスタイリストさんが付いていると、いろんな服を「似合う」に寄せることはできます。これは技術の問題ですね。

しかし、すべての人がプロのようにセンスよくコーディネートできるわけではありません。

似合わない理由を考える

せっかくおしゃれな服を着ても「似合わない」と、感じる場合、どんな状況なのでしょうか。

サイズが合わない

Mサイズが入ったから、といって、Mサイズがジャストサイズとは限りません。
パンツの場合は特に、お尻の下にシワが寄ってないか、パンツの裾が上がっていないかなどをよく確認しましょう。上のサイズ、下のサイズも履いてみるのが懸命です。

試着が面倒などの理由から「Mサイズであれば入るはず」と、適当に買うと、微妙に大きかったり小さかったりして、アンバランスに見えてしまいます。

めんどうでも試着は絶対! を、心がけましょう。

シルエットが合わない

最近オーバーサイズの服が流行っていますが、オーバーサイズの服は、身体を大きく見せます。この「大きく見せる」状態が素敵に見えない人が着ても、おしゃれには見えず、だらしなく見えたり、「服に着られてる」感が出てしまいます。

洋服のシルエットは、Aライン、Iライン、Yライン、Xラインの4種類あります。

Aライン

コンパクトなトップスに広がるスカートなどのボトムスを合わせたもの。アルファベットのAの文字のシルエットです。
下半身をカバーできるので、下半身が大きめな人に似合います。

Iライン

IラインはアルファベットのIのシルエットの、ストンとしたライン。足が長く、長身に見えます。
写真のようなシンプルなパンツスカートやタイトスカート。
長めのTシャツに広がらないタイプのロングスカートを合わせると、Iラインです。

Yライン

Yラインは、上半身大きめのアルファベットのYのシルエット。
写真のようなジャケットに細身のパンツ。
今流行のオーバーサイズのシャツに細身のパンツを合わせてもYラインです。脚が細い人におすすめです。

Xライン

Xラインはウエストのくびれを強調したシルエット。女性的でメリハリ感が出ます。
シャツワンピのウエストマーク、カシュクールのトップスとスカートなどでXラインが作れます。
胸とウエストがちゃんとある、スタイルのいい人はXラインが似合います。

色が合わない

似合わない色をトップスに着ていると、老けて見えたり、顔色が悪く見えたりします。
また、パーソナルカラーからかけ離れた色の組み合わせは、顔から服が浮いて見えます。
自分の似合う色を知って取り入れてください。
似合う色がわからない人は、パーソナルカラー診断を受けるといいですよ。

柄・デザインが似合わない

ベルスリーブ(袖が大きい)シャツや、フリルなどで盛られたトップス、大きな花柄やチェック柄。
デザインが強調された服は似合うと素敵ですが、似合わないと、なんだかちぐはぐに見えてしまいます。

似合う柄はあなたの顔のフェースラインやパーツの形、大きさで決まります。
似合うデザインはあなたの体型で決まります。
似合う柄やデザインはパーソナルスタイル診断でわかります。

顔の印象と合わない

華やかだったりシャープだったり、優しかったり。顔の印象は似合う・似合わないを左右します。
また、カジュアルスタイルが似合う、エレガントスタイルが似合う、ということも顔の印象で大きく左右されます。

メイク、髪型が古い

メイクや髪型が10年変わってなければ、今の服と合わせた時にどうしても違和感が出ます。
「なんだか髪型やメイクが決まらない」と、いう自覚があるなら、まずそちらから変えてみましょう。

見慣れない

いつもと違うタイプの服を着たとき、「似合わない」と、感じるのは、実は、見慣れていないからかもしれません。
そんな時は、思い切って試着室の外に出てみてください。
試着室の鏡は近すぎるし、たいてい暗いので、正しい判断ができません。
外に出るとお店の人が服に合う靴やアクセサリーをコーディネートしてくれます。
また、少し時間をおいてから、大きな鏡で見たり、スマホで写真を撮ってもらって、客観的に見るように心がけましょう。

似合うを追求するとおしゃれになる

服がおしゃれ、でなく、あなたがおしゃれと思われた方がいいと思いませんか?
それには、自分を客観的に見て、似合う似合わないを選べるようになるのが一番です。
まずは、自分を知ることからはじめましょう。

 

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