「おしゃれをしたいけれど、何を着ればいいかわからない」
そんな風に悩んでいる人は多いです。
特に、仕事や育児が忙しくて、これまであまりおしゃれにリソースを使っていなかった人が、環境の変化や心境の変化で、「おしゃれをしたい」と、思った時、ブランクが長すぎて、どうしていいかわからなくなちゃうことが多いようです。
今日はそんなあなたが、今できることについてお伝えします。
①サイズを見直す
若い頃の体型を維持できている人って、なかなかいません。
多いのが、サイズがアップしていくタイプ。このタイプの人は、物理的に「きつい」「チャックが上がらない」などで、自分の体型の変化やサイズの変化に気づきやすいです。
でも、加齢とともに痩せていくタイプの人の場合、ずっと、「私はMサイズ」と、思い込んで、ぶかぶかのお洋服を着ていることも多いです。
「わたしは大丈夫」と、思わず、服を買う時、販売員さんにサイズを見てもらいしょう。
試着しない?
そんな人は、試着は絶対です!
おしゃれの第一歩は試着して、サイズを確認すること。
同じブランドでも型紙が変わればサイズ感が変わります。ユニクロのようなファストファッションの場合、色違いを手に取ると、同じサイズのはずなのに長さが違う、みたいなことも起こります。
面倒でも試着してくださいね。
②思い込みをリセット
サイズもそうなんですけど、「地黒なので明るい色が似合わない」「足が太い」「肩幅が広くてガンダム」
自分の身体について、そんな風に思い込んでいる人は多いです。
そして、
「地黒だから暗い色しか着ない」「足が太いから絶対ロングスカートしか履かない」「肩幅が広いから大きなサイズを着る」
思い込みから、こんな風に、「◯◯しか着ない」と、いうような服の選び方をされている人はいませんか?
その思い込みの原因が、遥か昔、誰かに言われた些細な一言だったりすることは多いです。
そして、その一言が正しいとは限りません。
みんな、言われてショックだったことは覚えているのに、褒められたことって、「社交辞令だよね」と、聞き流しちゃってませんか?
「肌綺麗ね」「背が高くていいな」「姿勢がいいね」
これからは、褒められたところに注目していきましょう。
また、おしゃれはバランスです。「これしか着れない」と、いうことはありません。
一度誰かに客観的な意見を聞いてみましょう。実はそんなに着るものを限定する必要がないことが多いし、欠点を隠そうとすることで、却ってスタイルを悪く見せている場合もあります。
③昔好きだった服を思い出す
今の服がわからない!
だから、無難な服を着続けた結果、ますますわからなくなった、と、いう人は、昔好きだった服を思い出してみましょう。
わたしは10代の頃は雑誌シスターが好きでした。わたしの時代のシスターには「白いシャツとジーンズの組み合わせを着こなせる人が一番おしゃれ」と、いうことが書いてあって、今も密かにそう思っています。
人って成長するようでいて、好きなものの傾向とかは10代の頃に影響を受けたものに大きく左右される気がします。
あなたは、どんな服が好きでしたか?
昔好きだったものを、そのまま着るのは難しいと思います。でも、テイストを取り入れることができます。
「フィットアンドフレアのワンピースが着てみたかった」
「◯◯というブランドに憧れていた」
「あのドラマのファッションがすごく可愛かった」
今だからこそ、叶えられることもあるはずです。
④今の自分に似合うものを知る
パーソナルカラー診断とパーソナルスタイル診断を受けると、今のあなたのお肌や体型に似合う服が分かります。
診断を受けずに自分でやりたい場合は、家にある服を片っ端から着て写真を撮るといいです。
できれば家族やお友達に、あるいは三脚を立てて。
明るいところで頭のてっぺんから、爪先まで。全カメラのレンズをおへそのあたりに置いて撮るとバランス良く撮れます。
そして、どれが一番似合ってるか、ということを見比べます。
自分のことはわかりづらいけれど、写真に撮ると、割と客観的に見ることができますよ。
⑤なりたいイメージを知る
一番大事なのは、これからのあなたが、どうなりたいか、です。
40代、50代と年齢を重ねると、ママ友付き合いをしなくて良くなったり、職場で上の立場になったり、仕事が変わったり、と、環境が変わります。
その時に、「これからは何を着よう」と、立ち止まることは、実は、「これからどうなりたいか」を考えることと同じです。
・仕事でたくさんのお客様と関わりたい
・もっと自由に働きたい
・若い人におしゃれで楽しそうな人と思われたい
・後輩がもっと活躍できるよう頑張りたい
あなたは、どんなことを考えますか?
自由に、あなたらしく、おしゃれを楽しんでくださいね。