パーソナルカラー診断や骨格診断が流行っています。
こういった診断を受けたけど、「似合う」と言われたものが、しっくりこない時もありますね。
そんな時はどうしたらいいのでしょう。
骨格診断の結果がしっくりこなかった過去
わたしの体験です。もう何年も前、パーソナルカラーの勉強を始めるより前の話です。
ネットで見かけた「骨格診断」というものが面白かったので、診断を受けに行きました。
骨格診断というのは、簡単にいうと、身体の骨格の特徴別に「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3タイプに分類し、それぞれに似合う服の形や素材を提案するというものです。
診断の結果、わたしは「骨格ナチュラル」でした。
・髪を伸ばしてパーマを当てる
・ざっくりニットやリネンなど風合いのある素材が似合う
・ロングスカート・ロングカーディガンなど長いシルエットが似合う
・ドルマンスリーブやポンチョのようなゆったりしたトップスが似合う
と、いうようなアドバイスがありました。
でもね、ロングヘアーにパーマはどう見ても寝癖になるし、シワ加工のシャツは友達から「アイロン当てた方がいいと思う」と言われるし、ワッフル素材のシャツは試着段階で「これじゃない」って感じだし、どうにもしっくり来ませんでした。
一方で、ロングスカートやロングカーディガンは似合うし、ドルマンスリーブやポンチョに関しても「なるほど」という感じ。
骨格ナチュラルが似合うとされている要素の中で、しっくりくるものとこないものに別れました。
しっくりこないの正体は何か
「しっくりこない」の正体について、その後何年か思い悩みました。
骨格診断に限らず、パーソナルカラーや他のイメージコンサル(イメコン)でも、診断が間違っているというわけじゃないけど、しっくりこない、ということがあり得ます。
当時の自分や、今診断に来られるお客様を見ていて、「しっくりこない」の正体は大きく分けて3つあると思います。
1.顔と合わない
骨格診断は、身体の骨格に似合う物とされています(顔は関係ない)。
でも、骨格は直線的だけど、お顔立ちは曲線的、というような場合もあります。
顔と身体のラインがチグハグなので、骨格に合うはずのものを着た時、お顔に合わずしっくりこない、ということが考えられます。
わたしは身体のラインとお顔のパーツなどから診断するパーソナルスタイル診断を学びました。今は、骨格診断と同時に顔タイプ診断をされているサロンも多いので、そこのすり合わせは可能だと思います。
2.髪質や体型など他の要素と合わない
髪型の似合う・似合わないは、顔の輪郭、生え癖、髪質などで決まります。
「女優の○○さんと同じ髪型にしてください」と、注文しても、なかなかうまくいかないのは、人それぞれ髪質も輪郭も違うからです。
理論的に似合う髪型であっても。しっくりくるとは限りません。
また、背が高い・低い、ぽっちゃりしてる、太れない・・・、その人の体型や、特にコンプレックスをカバーできないと、しっくりこないと、いう場合もあります。
3.好みやライフスタイルに合わない
これが一番大きいかな、と、思います。「辛口のモードスタイルが似合います」と、言われても、そのスタイルが好きじゃないと受け入れられないですよね。
「エレガント系が似合います」と言われても、子育て中で家で洗濯できるカジュアルな服が着たい人にとっては、「いつ着るの?」と、思われるかもしれません。
パーソナルカラーの場合、「ウインタータイプなので鮮やかな赤や青色がオススメです」と、言われても、「そんな派手な色着ません。ベージュが好きなのに!」と、思ってる人には受け入れづらいです。
どの診断でも自分に使いやすいように落とし込もう
何か診断を受けた場合、せっかくですので、自分が使いやすいように分析してみるのがいいです。
わたしはたまたま骨格診断がしっくりこなかったけど、骨格診断は着痩せに重点を置いてるので、着痩せしたい人にはオススメですよ(細かく見てくれるサロンがいいと思います)。ドルマンスリーブが似合うというのは発見でした。
特に、似合うと言われたものがしっくりこなかったときには、どうしてなのか、アナリストに質問できるといいですね。(もちろん好き嫌いなど、他人にはわからないこともあります)
そのためにも、診断を受けるときには、話しやすそうな人、気が合いそうな人にお願いしてみるのがいいと思います。
IrohaColorでは、パーソナルカラーとパーソナルスタイル(顔と身体のラインに似合う物)を診断した後、細かく分析したファイルをお届けしています。
また、ショッピング同行を受けて、「実際どんな服を選べばいいか」「自分の好みに寄せたい場合どうすればいいか」を、実地で見せてもらうのもわかりやすいと思います。
IrohaColorで診断を受けてない人のショッピング同行も承っています。