コーディネートが苦手とか、どう組み合わせたらいいかわからないと思っていませんか?
今日は、「コーディネートが苦手」と、いう人が、ついやってしまっていることと、簡単におしゃれに見えるコーディネートについてです。
1.デザインが入った主役級の服ばかりを買ってしまう
あなたはリボンやフリルやレースが好きですか?
あるいは、「ボーダーに目がない」とか、「好みの花柄を見かけたらつい買ってしまう」ということはありませんか?
デザインの入った服は、シンプルな服に比べて、それ1枚を着ただけでおしゃれになれるような気がしますね。
また、フリルやリボンなどがついてないと寂しいとか、損した気持ちになってしまう人もいるかもしれません。
でも、デザインが入った服同士を組み合わせるのは難しいです。
もしリボンが好きだからといって、リボンのついたTシャツに、ウエストをリボンで結ぶタイプのスカートやパンツ、さらに靴にもリボン、バッグにもリボンだと、くどくなってしまうのはわかりますよね。
これが、花柄やレースでも同じことです。
基本的にデザインアイテムはシンプルなものと組み合わせるようにしてください。
そのためには、「つまらないな」と、思っても、シンプルな服も買うこと。シンプルな服は、主役となるデザインアイテムを引き立ててくれる名脇役です。
2.合わせやすそうな脇役服ばかり買ってしまう。
反対に、「何にでも合いそう」という基準で服を買ってしまう人も注意が必要です。
何にでも合いそうな、主張の少ないベーシックな服同士の組み合わせは、コーディネートをぼんやりとさせます。
もし服がシンプルなものばかりなら、バッグや靴にデザインの入ったものを取り入れてみてください。
コーディネートには「主役」と「脇役」とが必要です。
たとえば、無印良品の服はシンプルで合わせやすそうなデザインのものが多いです。
でも、インスタで「#無印コーデ」のハッシュタグを検索してみると、みんな無印同士で組み合わせず、カラフルなアイテムやパンチの効いた主役アイテムを取り入れていることがわかります。
3.「なりたいイメージ」がない。あるいは多すぎる。
あなたのクローゼットは、目指す方向性がありますか?
たとえば仕事で使う、きれいめカジュアルが中心であるとか、フェミニンなスカートスタイルが好きだとか、テーマやイメージがあると、服のテイストを揃えることができます。
これが、「エスニックスタイルも、フェミニンワンピースも、ボーダーTシャツも、モードなスーツも、全部着たい!」と、思っていると、服のテイストがバラバラすぎて、コーディネートするのが難しくなってしまいます。
そして、フェミニンなレースのワンピースに、「ちょうどいいバッグがないからこれでいいや」と、ディズニーコラボのカジュアルなトートバッグを持ってしまったり、インディアンジュエリー風のアクセサリーを付けてしまったり…。
いろんなテイストのものを集めてしまう人は、「まぜるな危険」という言葉を覚えておきましょう。
また、テーマを決めずに無難な服を集めると、「何にでも合うけれど、何と合わせてもぱっとしない」コーディネートになっていまいます。
あなたのライフスタイルや、似合うもの、なりたいイメージに合わせて、クローゼットの方向性を決めましょう。
主なスタイルとイメージ
カジュアルスタイル
デニム、綿素材のTシャツ、カジュアルシャツ、チノパンやチノスカート、いわゆる普段着のほとんどがカジュアルです。
子供からお年寄りまで気楽に着ることができます。活発で親しみやすいイメージです。
オフィスカジュアルやきれいめカジュアルは、カジュアルのラフさに、フェミニンのキレイめの要素や、マニッシュのかっこいい要素を足したものになります。
フェミニンスタイル
フェミニンというのは「女性的な」という意味です。
リボンやフリルのひらひらしたデザインや明るい色のブラウスやスカート、Aラインのワンピースなど優しい、かわいいイメージです。
マニッシュスタイル
マニッシュとは「男性的な」という意味です。
フェミニンとは対照的なスタイルで、主にダークトーンを用いた、ジャケットやパンツスタイルです。きりっとかっこいいイメージです。
エレガントスタイル
上品で高級感のある大人の女性のイメージです。フェミニンはふわっと柔らかいイメージ。エレガントはより華やかなイメージです。
エレガントの究極は叶姉妹のようなスタイルです。
モダンスタイル
モードスタイルともいいます。流行を取り入れ、デザイン性が高く、モノトーンや寒色を使ったものが多いです。シャープで都会的なイメージです。
コーディネートが苦手な人は自分のスタイルを決めよう
上にあげた中に、あなたの好きなスタイルはありましたか?
他にナチュラルスタイルやエスニックスタイル、クラシックスタイルなどがあります。ナチュラルやエスニックはカジュアルと相性が良く、クラッシックはエレガントやフェミニンと相性がいいです。
「好きなのが出てこなかった」と、いう人は、自分が好きなスタイがどんなものなのか、調べてみてください。
一つに絞らずに、たとえば「フェミニンとカジュアル」「カジュアルとエスニック」という風にミックスしても大丈夫です。
ただ気をつけたいのは、「エレガントとエスニック」「フェミニンとマニッシュ」のように、対極にあるイメージは調和しないので、その場合は別々にアイテムを集めなければいけません。
簡単におしゃれに見えるコーディネートのコツは、本日の主役を決めること
あなたのスタイルが決まったら、コーディネートをしていきましょう。
配色の方法に、アクセントカラーというのがあります。
黒や紺色のようなベーシックなカラーに、赤や黄色の原色を少しだけ足すとコーディネートが引きしまるという考え方です。
こんな風に色でも形でも「本日の主役」を一つだけ決めてしまえばコーディネートは簡単です。
コーディネートが苦手な人は、たとえばトップスに花柄を持ってきたら、他にはデザイン要素をいれずに、ベーシックカラーでシンプルな形ものと合わせてみるといいです。
配色については、以前書いた記事も読んでみてくださいね。
「知らなきゃ損? コーディネートに役立つ配色の基本」
おしゃれの疑問・お悩み募集中!
今日の記事はいかがでしたか?
「こんな内容で書いて欲しい!」というリクエストをお寄せください。
また、おしゃれについての疑問やお悩みはありませんか?
LINEから気軽にご相談くださいね。
お悩みは今後配信予定のメルマガで取り上げさせていただきます(掲載は匿名です)。