先日パーソナルカラー診断に来られたお客様。
お子さんが小さいので、ずっとカジュアルを着てこられたそうですが、最近飽きてしまわれたそうです。
でも、まだお子さんが幼稚園なので、洗える服がいいし、園の送迎が自転車なので、スカートよりパンツスタイルがいい。
つまり、今着ている服から、大きく変化させるのは難しい。
今日はそんな時に気分を変える方法をシェアしたいと思います。
1. 色を変える
まず、色を変えることをお勧めします。
何色を着ていいかわからない場合、皆さん共通して選びがちなのが、白・グレー・黒またはネイビー。
それらの色はベーシックカラーといいます。組み合わせやすいし、どんな店にも置いていて便利ですよね。
好きでそれらの色を着ている場合はいいんですけど、「無難だから」という理由で着続けていると、退屈に思えたり、服に愛着を感じなくなったりしてしまいます。
色を変えるなら、パーソナルカラーでもいいし、好きな色を取り入れるのもいいと思います。
このお客様は、「気合を入れたい日はグリーンを着ます」と、おっしゃっていました。お客様にとって、力をくれる色だそうです。
別のお客様で「水色がお守りカラーなんです」と、おっしゃる人もいらっしゃいました。パーソナルカラーを外した色であっても、お守りになる色をアクセサリーなどで身につけると、心が元気になります。
2. 素材や形を変える
色を変えるのが難しい場合、素材や形を変えるのがおすすめです。
パンツスタイルの中でも、これまでデニムが多かったのなら、ポリエステルのきれいめパンツにしてみる。
ガウチョパンツが多かったのなら、テーパードパンツを買ってみる。
ジャケットの形を変える。
Tシャツをブラウスに変える。
そんな風に変化を取り入れてみましょう。
「洗えるのが優先です」と、いう場合、ポリエステル素材なら、洗濯機で洗えますし、すぐ乾くのでこれからの季節の味方です。
もう少し暑くなるとリネンもいいですけど、リネンはシワになりやすいので、扱いがちょっと面倒。
そんな場合「リネンライク」という見た目や肌触りはリネン風だけれど、洗える素材、というのもあります。
そんな素材のジャケットなども良いと思います。
ちなみに、通販サイトで買い物をする場合、検索ワードに「洗濯機」と、入れてみると、複数の候補が出てきます
3. バッグ・靴を変える
服の色やイメージを変えたくない場合、バッグや靴を変えるのがおすすめです。
お仕事をされている場合、バッグは職場に着いたらロッカーなどにしまいますよね。
職場では目立たないベーシックカラーの方がいいんです、という人も、元気になれる色やデザインのバッグを持つといいです。
靴に関しては、スニーカーばかりなら、ローファーやレザーのレースアップシューズなどに変えてみると、きれいめカジュアルとなり気分が変わります。
汚すのが心配な場合、水を弾く素材や、拭いたらすぐ汚れが取れる素材のものを選ぶと安心です。
4. とっておきのアイテムを買ってみる
有給を取って出かけたり、お友達と会ったりする日のための、とっておきの一枚を持つのもおすすめです。
派手な色のブラウス、お子さんと砂場に行く時には着れないロングワンピースやスカート、スマホ以外何も入らない小さなバッグなど。クローゼットに入ってるだけで楽しい気持ちになるものを探してみましょう。
おしゃれにゴールはない
年齢や環境の変化で、これまで着ていた服が合わなくなったとか、気持ちが変わったとか、そういうことは誰にでもあることです。
10代の時に着ていた服、20代の時に着ていた服。過去を振り返っても、その時々で違いますよね。
おしゃれにゴールはありません。
そして、その時々のおしゃれを楽しめる心の余裕があるというのは、素敵なことです。
忙しいとおしゃれどころではなくなってしまいます。
今あなたが、服に飽きたとか、何を着たらいいかわからなくなっているのなら、それは自分を見つめる時間があるということ。
自分を理解することが、人間関係を円滑にしたり、仕事や人生がうまく行く秘訣です。
春のおしゃれ、楽しみましょう。
おしゃれのご相談お待ちしています