最近は、パーソナルカラー診断を始め、骨格診断など、顔タイプ診断、メイク診断などなど、いろんな似合うもの診断がメジャーになりました。
これらの診断をイメージ・コンサルティング(イメコン)といいます。
また、それらの診断をする人のことを、イメージコンサルタントと呼びます。
で、Xなどを見ていると、これらのイメコンを受けるうちに、ますます洋服迷子になっちゃう人がいてるんですよね。
あなたは大丈夫?
おしゃれになれない?イメコンを受けて迷子になる理由

診断を受けたのに、洋服迷子になっちゃう理由は2つあります。
1つ目は、「似合うデザイン」が、矛盾することがあるから。
例えば、パーソナルカラーはイエローベースの鮮やかな色が似合います。
顔に似合うのは、曲線的なデザイン。丸い袖や大きめの花柄、レースやフリルです。
体型に合うのは、直線的なラインが着痩せします。シャープな直線柄か無地がいいです。
こういうのが、お悩みポイントになってくるんです。
骨格・顔タイプ・パーソナルカラーを1つのサロンで受けたら、そこはコンサルタントの腕の見せ所。
何を優先すればいいのか、どんな服を選べばいいのか、アドバイスしてもらいたいところですよね。
でも、これらを別々に受けた場合、自分の中で統合するのは難しいです。
そして、”アドバイスをもらったけど、結局何を選んでもしっくりこなくて、選べない”、ということも、残念ながらよくあります。
もう1つは、「自分の好きなもの」と、「似合うタイプのもの」が違う場合。
例えば、派手な色は苦手なのに「鮮やかなオレンジや黄色が似合います」と、言われても、なかなか取り入れられませんよね。
「自分はファッションの好みは特にないから」と、思ってイメコンを受けた人でも、診断結果を見て、
「そう言えば、花柄は着ないなあ」とか、「オレンジや黄色は子供っぽいと思う」とか、自分の好み(というか、着たくない服)に気づくことがあります。
どちらの場合も、なんとなく「そうじゃないんだよな」「しっくりこないのよね」と、自分の理想の答えを見つけに、また別のイメコンを受けてみて、ますます迷子に・・・。
解決策はタイプ分けせずに、自分のベストを見つけること
この迷子状態を解決する方法は2つ。
1つ目は、タイプ分けはとりあえず、横に置いておくこと。
まずは、自分の好きな服や着たい服を着てみましょう。
その上で、例えば、「肩幅が目立つのが気になる」なら、肩幅を目立たせない方法を考えてみる。
「フワフワした装飾がついてるより、シンプルなストンとしたデザインが肩幅を目立たせない」など、
診断結果の中に、ヒントがあるかもしれません。
タイプ分けから服を選ぶのでなく、自分優先で選んでみるのがいいです。
2つ目は、自分の中の優先事項を決める。
- 若々しく見せたい
- スッキリ着痩せしたい
- 顔のイメージに合わせたい
あなたが大事だと思うポイントを選ぶといいですよ。
イメージコンサルティングは、あくまでおしゃれの手法の1つです。
それだけが正解ではありません。
おしゃれが苦手な人にとっては、自分の方向性を示すガイドにもなります。
振り回されすぎず上手に診断を活用してくださいね。
うまく診断を生かせてない人に、理想のクローゼットを作るお手伝いをしています。
ショッピング同行で似合う服を試着して、それをもとにクローゼットのコーディネートをするのがおすすめ!
1年でおしゃれなあなたに生まれ変われます。



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