正月休み中、夫がわたしが脱衣かごに入れていたニットを洗濯機に入れてくれました。
・・・気づかず洗ってしまいました。
100パーセント好意なので怒れない。(縮みました)
あなたはニットのお手入れや洗濯を、どうしていますか?
ニットの洗濯のタイミング
ニットを毎回着るたびに洗っているという人は少ないと思います。
冬は下に下着を着てるし、そんなに汗を吸ってる感じもしませんよね。
ニットは洗濯しすぎると風合いを損ないます。ただし、洗わなさ過ぎても汚れが繊維を傷めてしまいます。
焼肉に行ったとか、めっちゃ汗をかいた、ということがなければ、ニットの洗濯は4、5回着たらで良さそうです。
私は首回りを匂ってみたり(笑)、袖口が汚れていないかを確認して決めます。
ニットの洗濯
ニットを洗うときの洗剤はかならず「おしゃれぎ洗い」にしましょう。
洗濯機OKの表示があるニットは、洗濯ネットに入れて「おしゃれぎコース」や「手洗いコース」で洗いましょう。
手洗い表示のものの場合、ぬるめ(30℃くらい)のお湯で押し洗いします。あまり長時間水につけない用意しましょう。
すすぎは2,3回きれいな水(お湯)を入れ直して泡がでなくなるまで。すすぎも押し洗いです。
すすぎ洗いまでしたら、洗濯ネットに入れて洗濯機で脱水します。脱水時間は短めで(30秒くらい)
複数のニットを洗った場合も、ネットには1枚ずつ入れます(押し込まない)。
繊細なものは、バスタオルで挟んで形を整え、水気を取りましょう。
ニットを干すときは平干しで。最近は平干し用のハンガーが百均でも売られていますね。
わたしは買ったときにお店で洗濯の仕方を聞く用意しています。お店で「これはクリーニングの方がいいですね」と、言われたものは、クリーニングに出す方が無難です。
日々のお手入れ
毎回洗濯しなくていいニットですけれど、日頃のちょっとした気遣いで長持ちします。
特に厄介なのは毛玉!
毛玉は獣毛のブラシで優しくブラッシングすると、未然に防ぐことができます。
化繊のブラシだと、静電気が起きて、余計に毛玉の原因になるので注意してください。
毛玉ができたときは、毛玉取り機よりもハサミで切る方がいいですよ。
毛玉取り機を使う場合、強く押し当てて生地を傷めないよう気をつけてください。
他に、アイロンのスチームを当てると除菌や臭い飛ばしになります(ファブリーズよりこちらがおすすめ)
また、一度着たニットはすぐにタンスにしまわずに、風通しのいい場所にかけて、湿気を飛ばしましょう。
お気に入りほど長く大切に着たい
いくらお気に入りのニットでも毎日着ると、はやく傷みます。
わたしは好きな服は週に2回でも3回でも着たいので、お気に入りほど早く着倒してしまいます。
ニットは摩擦に弱いので、何度も繰り返し着ると穴が開くことがあります。
小さな穴ならニット専用の糸(手芸屋さんにあります)で修復可能です。同じ色味の色があれば、試してみてください。手芸屋さんにニットを持っていくといろいろ相談にのってくれますよ。
また、シーズンが終わったら、きちんと洗濯して防虫剤を入れて保管しましょう。来年も活躍してくれたらいいですね。