あなたは普段どんな服を着ていますか?
こう尋ねたときに、気まずそうに「無難な服ばかり着ています」と、おっしゃる人がいます。
では、無難な服はダメなのでしょうか?
無難な服ってどんな服?
あなたは、「無難な服」とはどんな服だと思いますか?
白・黒・ベージュなどのベーシックカラーで、
どこにでもあるようなデザインで、
人の中に混ざっても、良くも悪くも目立たない。
そんな服でしょうか。
シンプルな服と無難な服、カジュアルな服と無難な服は同じですか、違いますか。
シンプルでもカジュアルでも、かわいい服、おしゃれな服、素敵な服はありますよね。
無難な服とは、あまり思い入れのない、可もなく不可もない服のことではないでしょうか。
ではなぜ、あなたは無難な服を選ぶのでしょうか。
無難な服で得する人
無難な服が悪いわけではありません。
世の中の人が全て、おしゃれに興味があるわけではありませんよね。あなたも、「とりあえず人前に出て恥ずかしくない服ならなんでもいい」のかもしれません。
無難な服は、着回しがきいて、会社やPTAの会合、食事会、休日のお出かけや趣味の習い事、その他、どこに行っても悪目立ちしません。
特に、目立ちたくない仕事の人や、目立ちたくない性格の人には、人から褒められもしないけれど、貶されもしない、無難な服を着ることがメリットなのかもしれません。
以前アルバイトで腹面調査員をしたことがあります。そのときに、調査員は目立ってはいけないから、ジーンズに無地のTシャツなど、印象に残らない無難な服を着るように、と指示されました。
無難な服で損する人
逆に、無難な服のでメリットは「印象に残らない」点です。
自分が主催する勉強会、人前に出る仕事、お客様に顔と名前を覚えて欲しい。
そんなシチュエーションでは、「その他大勢」になってしまう無難な服では損をしてしまいます。
また、無難な服は、あなたの個性や魅力が見えにくくなります。
自分を出したい人、あなたの魅力を伝えたいシチュエーションでは、無難な服はおすすめしません。
脱・無難を目指すなら
無難なファッションを変えたい、と、思っている人は、まずは、色・形・素材のどれかを変えてみるといいと思います。
例えば、パーソナルカラー診断で派手な色が似合うと言われたけれど、会社で派手な色を着たくない人は、形や素材を似合うものにするだけでも垢抜けます。
また、色やデザインが落ち着いたシンプルなものでも、あなたに似合うものを選ぶと、十分おしゃれな人に見えます。
この秋は、無難でもキラキラでもない、あなたらしいおしゃれを探してみてください。