「色を取り入れたいけど、何色と何色を合わせたらいいかわからない」そう思ったことはありませんか?
今日は、4通りの配色方法について、説明したいと思います。
1. ベーシックカラー同士の配色
ベーシックカラーとは、ファッションで使われる基本の色です。
白・黒・グレー・ベージュ・ネイビー・ブラウンの6色です。
クローゼットの中が、白黒ばかり・・・とか、ベージュばかり、という人も多いのではないでしょうか。
この色同士は基本的に、どの組み合わせでも大丈夫。
パーソナルカラーでは、黒やグレーはブルーベースさんが似合うとされてます。でもイエローベースさんでも、ボトムスに黒やグレーを選んで、トップスは生成り色やベージュにすれば似合います。
2. ベーシックカラーとアクセントカラーの配色
ベーシックカラーのコーディネートに、小さな面積でカラフルな色を取り入れたコーディネート。
クローゼットの中が、ベーシックカラーばかりの人も、スカーフやバッグ、帽子などを加えるだけなので、取り入れやすいと思います。
スカーフも帽子も、冬は防寒アイテムとしても活躍します。
ベーシックカラーは、何色と配色しても合うので、パーソナルカラー診断で似合うと言われた色や、好きな色を取り入れてみてください。
3. ベーシックカラーとその他の色の配色
ベーシックカラー+1色
3つ目は、ベーシックカラーと同じくらいの面積で、その他の色を使うコーディネートです。
ベーシックカラーは何色と合わせてもOKです。
ベーシックカラー2色+その他の色1色の3色コーデが基本です。
ちなみに、スカーフは一番面積の広い色とします。真ん中の場合は赤。ニットもだいたい赤なので、ひとまとめに赤として大丈夫。
ベーシックカラー+2色
ベーシックカラーに2色以上合わせたい場合、色彩学の出番です。
①補色配色
色相環で向かい合わせの色は、「補色」といいます。補色の関係にある色同士は調和します。
このニットは、青紫と紫の間くらいだけど、ざっくり捉えて構いません。
②同一トーン配色
このコーディネートはコートを除くと、だいたい同じくらいの明るさだと思いませんか?
色の明るさと鮮やかさをまとめたグループをトーンといいます。同じトーンの色同士は調和します。
この場合、スカーフとニットが同一トーンです。グレーはトーンには所属しませんが、明るさが同じくらいなのでまとまって見えます。
③類似色相配色
このコーディネートの場合、ニットは深みのある赤紫、スカートは赤みブラウン、バッグはくすんだラベンダー。
これらの色は、元々は、赤紫・赤・紫です。
色相環で近い色同士の色は、調和します。
4. トップスボトムスともカラフルな色を組み合わせる
ベーシックカラーと組み合わせるのに比べて、上下カラフルは、ちょっと難易度が高く感じられますね。
これらも、色彩学の配色ルールに則っています。
例えば、左端のグリーンとピンクの配色は補色配色です。
配色マスター講座を受けていただくと、あなたも身の回りの色を自由に配色することができますよ。
ここまで読んで、「配色面白いな!」と、思っていただけたら、ぜひ受講してみてください。
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