長かったGWも終わりましたね。
皆さんはどんなふうに過ごされましたか?
私は、友だちとアフタヌーンティーを楽しんだり、夫の実家に帰省したり、ちょっとお仕事をしたり、旅行でこちらに来たお友達のショッピング同行をさせてもらったり、と、充実していました。
さて、友達が旅行で関西に来た理由、それは、中之島美術館で開催されていた福田平八郎を見るためです。
中之島美術館といえば、先日までモネ展をやっていて、私も行きました。
所属している色彩研究会の遠足で行ったので、同時開催のこちらの展示は入りませんでした。
聞いたことない人やしね。
でも、友達が見せてくれた画集を見て、「これは、私好きかも」と、ピンときて、最終日に駆け込みで行ってきました。
中之島美術館入口の猫のオブジェ。とりあえず写真撮りたくなるビジュアル。
福田平八郎は、大分出身の日本画家です。この『漣(さざなみ)』が重要文化財に指定されています。
この絵はどこかで見たことある人もいるかも?
明治・大正・昭和と激動の時代を生きた人です。人々の暮らしや価値観も目まぐるしく変わっていったことでしょう。
暗さを感じさせない、のびやかな画風に惹かれました。
友達は、構図のバランスがすごい、と、言っていました。
私が特に気に入ったのは、この『新雪』です。
明るい雪の質感がすごい。
私は絵を見るのが好きですが、全く詳しくはありません。
山田五郎さんの美術のYouTubeを見て、「へえ〜!」と、思うものの、すぐに忘れます(笑)
でも、心が動かされる絵を見ることは、心に栄養を与えるような行為だと思っています。
あなたは、どんなときに心が動かされますか?
大阪での展示は終わりましたが、大分県立美術館にも巡回するようですので、機会があれば見てみてくださいね。