おしゃれをすることを「自分に許す」と、いうこと

最近X(Twitter)で、こんなポストを見かけました。

おしゃれする最初の一歩に「自分を許す」段階があるのマジなんだよな

あなたは、おしゃれをする許可を、自分に出してますか?

ネガティブだった10代

わたしは生来、単純で楽天的な人間です。

でも、思春期を拗らせて、10代の頃はめっちゃネガティブだったんですよね、
ファッション雑誌を見るのは大好きだったけど、一方で、
「わたしなんかがおしゃれしても」って、思ってました。

背が高いわたしに、当時のプチプラはなんだか丈が足りないものが多かったし、
憧れていた『Do! Family』の小花柄のブラウスや、レースのついたナチュラルなワンピースなどは、
どう考えても、色白で小柄な友だちの方が似合いそうでした。

わたしの高校生時代は、いわゆる「女子大生ブーム」と「女子高生(コギャル)ブーム」の谷間でした。
3歳違いの妹は、高校時代はアムロちゃんファッションだったけど、わたしの時代は、まだルーズソックスも存在してなかった。

そんな中、出かけるときはいつもジーンズにGAPのTシャツみたいな格好をしていました。
足が太いのもコンプレックスだったので、制服以外でスカートを履くことは、ほぼありませんでした。

自分のマイナス面ばかりが気になって、まさに自分に許可を出せていなかったんです。

ある日突然気づいたこと

大学生になって、私服になっても、何を着ていいかわからない状態でした。
わたしが通ってたのは、華やかな女子大でした。
当時すでにバブルは弾けていたものの、ブランドバッグをみんな持ってるような状態で、
今思うと、その中で、何着てたんだろう・・・、と思います。

覚えてるのは、黒のスラックスに白のブラウスとか、あとはジーンズに黒のハイネックとかですね。
超無難。そして足は出さない。

そんなわたしですが、ある日突然、
「今、この瞬間が一番若いのでは?」
『今、スカートを履かずして、いつ履くの?」と、思ったんです。

そこで、通販で黒の小花柄のスカートを買いました。
実店舗で買うのは店員さんが怖かったからです(笑)

足を出すのはめっちゃ抵抗あったけど、誰一人、
「あんた、そんな太い脚出してどうしたの?」
なんて、いうひとはいませんでした(当たり前)

自分が思うほど、みんな他人のことに関心はないんですよね、
特に、自分がコンプレックスだと思ってる点について(例えばそばかすとか)、他人はさほど何も思ってません。

それに気づいて、ようやく、自分におしゃれをする許可が出せたように思います。

とはいえ、自分に何が似合うかなんてわからないし。
自分の見た目は全然好きじゃないし。
おしゃれなショプの店員さんは怖いし。
高い服を買う勇気もないし。

大学生時代は、結構迷走していました。

ただ、ちょっと頑張っておしゃれをすると、必ず誰かが褒めてくれるんですよね。
人から褒められることって、なかなか無いので、すごくうれしかったです。

髪を切ったら世界が変わった

それまでずっと長かった髪を切ったのは、4回生も終わりの頃です。

同じように長い髪の友だちがショートにしたら、めっちゃ可愛くて。
影響を受けて切りました。

そしたら、「それまでのわたしの人生は何だったのだ」と、いうくらい、周囲の老若男女からの評判が良かったんです。

見た目が変わると、周りからの評価って、こんなに変わるんだな、と。

もちろん、人間中身が重要だけど、見た目も同じくらい重要だな、と、感じました。

ショートヘアにすると、それまで半年に一回の美容室だったのが、こまめに通うことになります。
こまめに美容室に行くと、お金がかかりますよね。

でも、それは必要経費なのだ、と、初めて思うことができました。

自分を許す・認める

おしゃれに限らず、何かにつけ、自分を許して認めることができないと、前に進めないことってあると思う。

自己肯定感の低かったわたしは、就活でも躓きました。
20代は少しずつ、自分にOKを出せるようになるための、積み重ねの日々だったように思います。

もしあなたが今、自分を変えたい、と、思ってるのなら、
おしゃれすること、好きな場所に行くこと、あなたがあなたであること。
それらを、認めることからはじめてみてくださいね。

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